懐かしの味 ナポリタン

ナポリタンはスパゲティにたまねぎ、ピーマン、ソーセージのうす切りなどを入れ、ケチャッ
プで炒めたものです。
昔は喫茶店や軽食堂の定番メニューでありましたが、最近ではナポリタンを提供するレス
トランはほとんど見なくなりました。
そんな中、東京のJR浜松町駅前にナポリタンのみで勝負する店があります。
メニューはナポリタン並、大盛、ジャンボの3種類のみ。
並でも400gもあるボリュームで、大盛600g、ジャンボ800gという量の違いのみのシン
プルさです。
お店は繁盛していて、お昼時には行列が絶えません。
厨房には黙々とナポリタンを作る人2名と、ひたすらケチャップで焦げついたフライパンを
洗う人1名がマシンと化して働いています。
お客さんはほとんどが30代から50代の男性客で、子供の頃味わった懐かしさを求めてや
ってくるのだと思います。
味も昭和風でアルデンテではなく、ゆできったブヨブヨ麺に定番のケチャップ味、好みで粉
チーズやタバスコをふりかけて食べます。
盛りつけ皿は、昔の喫茶店でよくみたシルバーの皿です。
都心のど真ん中で働いている企業戦士のひとときの休息。
昔を懐かしむ気持ちに浸りたいならオススメです。