Duty Free とTax Free

Duty Free は関税が無税で、Tax Free は消費税等の付加価値税が無税ということです。
私たちの直営店もインバウンド(訪日外国人)向けに免税店の許可をとり、外国人の旅行
者の方には消費税をいただかない Tax‐Free Shop となっています。
秋葉原などの街では、Duty Free とTax Free を混同しているような表記もあるような気が
します。
ちなみに、アジア太平洋地域に展開しているDFSグループの Duty Free Shoppers は店
の名前であり、免税品も非免税品も販売しています。
そこで不思議なのが沖縄です。
那覇空港国内線ターミナル内のDFSでは国内線航空券があれば、ウイスキー、香水、ブ
ランド物のバッグが免税価格で買えるのです。
国内旅行なのに、大阪や東京よりも安い価格で買えるという不思議。
私も仕事で沖縄に行った際は、いつも香水を買って帰ります。
調べてみると、沖縄限定の特定免税店制度で沖縄振興策の一貫で創設されたようです。
でもそこには制限があり、販売元の意向でルイ・ヴィトンやシャネル、グッチは適用外なの
です。
国の制度と企業の方針のはざまで存在する特別な店舗のようです。