天草エアライン

日本一小さな航空会社 「天草エアライン」
数年前までは倒産寸前でしたが、現在は5期連続黒字を達成する航空会社です。
その躍進ぶりがテレビ放送されることもあり、機会があれば乗ってみたいなと思っており
ました。
その機会は思わぬ形で訪れました。
仕事の出張で熊本から大阪へ帰る便に、いつも使っている日本航空で予約していたの
ですが、まさかのその便が天草エアラインとのコードシェア便であこがれの「みぞか号」
だったのです。
空港に着いてから判明したので、感激もひとしおでした。
天草エアラインは1機しか飛行機を持っていなく、唯一の機体が「みぞか号」で親子イル
カのデザインでめちゃくちゃかわいいのです。
着陸時にあらわれる「隠れくまモン」も間近でみれて大興奮です。
真心のこもった機内サービスは、とてもアットホームでみかんジュース等の柑橘系でもて
なしてくれます。
手づくり感満載の機内誌は職員さんの自己紹介があふれ、はじめて乗っても以前から
知っているような不思議な感覚になります。
テレビ番組で天草エアラインの社長さんが言っていることを思い出しました。
「移動手段として乗ってもらうのではなく、天草エアラインに乗ること自体を旅の目的とし
てもらいたい。そのために他社とは違うサービスを提供していきたい」
徹底したアナログ、アットホーム路線で差別化を図る天草エアライン。
変化の早い世の中で、逆に新鮮さを感じます。