キュウリビズ

体を冷やす効果があるとされるキュウリを食べて、暑い夏を乗り切ろうというキャンペーン
が東京で開かれています。
JA全農グループが夏の代表的野菜のキュウリの消費拡大のため、「クールビズ」 になぞ
られて 「キュウリビズ」 という名前で展開しているそうです。
キャンペーンに参加している飲食店は、様々な試行錯誤を繰り返しながらキュウリを使っ
た新メニューを開発したそうです。
キュウリを使ったタルトやケーキなどのスイーツや、すりおろしたキュウリを使ったカクテル
等、予想外のメニューで人気を集めているようです。
キュウリは今までよく知られている野菜ではあったけど、主役として登場することはなく常
に脇役の存在でありました。
江戸時代の儒学者 貝原益軒に 「味よからず」 と書かれ、ギネスブックに 「世界一栄養価
の低い野菜」 と認定される等マイナスイメージが先行していました。
「栄養価の低い野菜」 だからダイエットに向いているという逆手に取った発想。
消費者に受け入れられるのか興味深いところです。
土用の丑の日にうなぎを食べる、バレンタインデーにチョコレートを贈る等、様々な習慣を生
み出してきた日本。
千載一遇のチャンスにキュウリはブームに乗れるのか、個人的に大注目しています。