奇跡の星

先日、あるパーティーで日本人女性初の宇宙飛行士である向井千秋さんとお会いしました。
向井千秋さんは、医者でありながら宇宙飛行士になり、1994年にコロンビア号で、1998年
にはディスカバリー号で宇宙飛行を体験されました。
そのパーティーの席で以下のようにおっしゃっていました。
「広い宇宙の中で大気があり、水があり、重力があるということはどれほど珍しいことである
か。地球という星がまさに奇跡と奇跡が重なったような星であるということを私たちは忘れて
はいけない。」
宇宙へ行った希少な経験者が言う発言には重みがあります。
頭の中では空気や水があることが星の中では稀であることはわかっていましたが、その発
言を聞いた瞬間に、この恵まれた環境を決して壊してはいけないなと思いました。
銀河系の星の数は、2000億個以上あるらしく、そして銀河系と同じくらいの銀河が1000億
個以上あると言われています。
すなわち、宇宙の星の数は2000億×1000億以上ということになります。
これだけあると地球と同じような奇跡と奇跡が重なった星が、宇宙のどこかには存在するの
ではないかと考える方が一般的なような気がします。
そしてその中で、地球と同じような生命体が存在する可能性は十分に考えられるでしょう。