全ての勤労に感謝!

11月23日の勤労感謝の日は「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」と
して1948年に国民の祝日になりました。

元々は作物の収穫を祝う行事であったのですが、農業従事者だけではなく、広い意味で
の「日々の勤労に感謝する」という目的で制定されました。

しかし実際は、勤労に感謝するといってもあまりピンときません。

少し話がずれるかも知れませんが、ある会合で最近の新人の仕事っぷりについて話が盛
り上がりました。

ある人が新入社員が待ち合わせに遅れる、お客様に立ち上がってあいさつをしない、体を
ぐにゃぐにゃさせて話を聴いていないと具体例を上げておこっていました。

すると、となりの人が 「どのように注意しているのか」 と聞くと、その人は 「礼儀を守れ、お
客様にきちんと対応しろ」 と何度も言っているがなかなか改善しないそうです。

その話を聞いていたコンサルタントの人が 「通じない原因」 を解説しはじめました。

   一、上司の言っている 「礼儀を守る」「きちんと」 が新入社員には具体的にイメージで
       きていない。何が正しくて何が失礼にあたるかを知らないのでより具体的に注意
       することが大事。

   二、例えば、待ち合わせに遅れる社員には 「お客様や上司を待たせるのは失礼だか
       ら、10分前に来るように」 立ち上がってあいさつをしない社員には「座ってあいさ
       つをすると失礼だから、立ち上がってあいさつするように」と。

一同、なるほどと聞いて納得するような雰囲気で話題は違う方向へいきました。

私は少し消化不良ぎみで、体をぐにゃぐにゃさせて話を聴いていない新入社員には何と注
意すべきなのかを聞いてみたかったのですが・・・。

やはり「お客様や上司の前で体をぐにゃぐにゃさせるのは気持ち悪いのでぐにゃぐにゃしな
いように」と言うのでしょうか?

ぐにゃぐにゃ社員、指導する上司、アドバイスをするコンサルタントそれぞれが勤労していま
す。

全ての勤労に感謝!