宇宙兄弟のように

5月21日の金環日食ショーはくもり空という予想をくつがえし、日本の多くの地域でみるこ
とができました。

私の住んでいる大阪も天候に恵まれ、太陽が月により欠けていく瞬間を十分に楽しむこと
ができました。

まだまだ、なぞが多い宇宙がもたらす非日常的な現象を、目の当たりにした瞬間、自分の
予想以上に感動している自分を発見しました。

実はその理由に思いあたるふしがあります。

最近、漫画の「宇宙兄弟」にはまっていて毎日のように読んでいます。

ご存知の方も多いと思いますが、「宇宙兄弟」は小学館漫画賞と講談社漫画賞の2冠をと
り、アニメや映画にもなった大人気漫画です。

子供の頃から宇宙にあこがれた兄弟が宇宙飛行士になっていく内容なのですが、単純な
兄弟愛の話ではなく、クールに切磋琢磨していきながらお互いのことを思いやる描写が絶
妙にいいと思います。

漫画でありながら小説にあるような行間を感じ読める作風は、すばらしいの一言に尽きま
す。

「宇宙兄弟」に感動していたので、今回の金環日食がより心にジーンときたのかも知れま
せん。

多分、多くの子供たちが金環日食を体験し、子供の時の貴重な思い出として語り継がれ
ることでしょう。

「宇宙兄弟」に出てくる主人公のように宇宙飛行士になることを目指す子供も、その瞬間に
生まれたのかもしれません。