人と人とのコミュニケーションで一番大事なのは会話だと思います。
会話はキャッチボールと似ていて、相手の受けとれる範囲と速度を考えて投げなけ
ればいけません。
「会話が弾む」とは、まさしく相手のストライクゾーンにテンポよく投げ、相手もこちら
にしっかりと投げ込んでくる状態ではないかと思います。
逆に会話が弾まない人は勢いのないボールがかえってきます。
「映画とか見る?」
「見ます」
「音楽は?」
「聴きます」
「○○って知ってる?」
「知らないです・・・」
「・・・・」
これではこちらがいくらボールを投げても続きません。
昔からあまり人から干渉されたくないクールな人はいました。
ただ最近感じるのは、自分の知らないものに触れた時に、知ろうとせずにそのままに
してしまう人が多いように思います。
自分の知っていることなどたかが知れています。自分以外の人や書物等から得る知
識が膨大なのです。
無知が恥なのではなく、好奇心や知的探究心の欠如が恥だと思います。