言葉を失う

人は想像をはるかに超える場面に遭遇すると言葉を失ってしまうということを実感した
気がします。

2011年3月11日 東北地方を襲った巨大地震は大津波をひきおこし、各地で甚大なる
被害をもたらしました。

被害状況が刻々と明らかになっていくにつれ、あまりの被害の大きさに言葉を失って
ただただ茫然自失の状態になった人も多いと思います。

津波の映像はSF映画かどこか遠くの外国で起こった事であるかのように現実離れし
ていました。

しかし、それが日本で今起こっている事なのです。

電気、ガス、水道、電話等のライフラインが常にあり、普通に生活を営むことがとても
幸せなことであると多くの人が思ったことでしょう。

最近の日本は大相撲の八百長問題、足の引っぱりあいのような政局など混迷度が増
しておりました。助け合いの精神も以前とくらべて少なくなってきたような気がしており
ました。

人が人として生きる上で何が大事なのかを再度問われているような気がします。

被害に遭われた多くの方々にお見舞いを申し上げるとともに1日も早い復興をお祈り
致します。