社会に出よう

今春卒業予定の大学生の就職内定率が68.8%と過去最低となっています。

大学を卒業しても就職ができない人がかなり増えています。

就職が決まらないので大学院に進学したり、他の専門学校に入学したりする学生もい
ると聞きます。就職活動に失敗したので次の年の就活にかけるという就職浪人です。

しかしその一方で、3割の若者が3年以内に会社を辞めるというデータもあります。イメ
ージしていた仕事と違うというのが主な原因だそうです。

イメージ通りの仕事に従事している人はどのくらいいるでしょう?

それほど多くないと思います。

社会に出ると学生時代とは違う世界が広がっています。一つの商品をとってみてもそれ
を作るメーカー、原材料を扱う業者、工程別に加工する会社、販売する人、輸送する人、
保管する倉庫会社、機械をメンテナンスする人等、学生時代には想像もしなかったよう
な多種多様な会社があり、それらに従事している人たちがいるのです。

まず社会に出て自分の視野を広げ、本当に自分がやりたい仕事が何か、どのような仕
事に向いているのかを探す視点が今後の長い人生の中で大事なのではないかと思い
ます。

ある意味で社会に出てからの方が学生時代の就活とは違う、より現実的な就活ができ
るのではないでしょうか。

だから、まず勇気をもって社会に出るとびらを開けてもらいたいと思ってます。

私たちの会社も熱意とヤル気のある人には常に門戸を開けています。