GACKTの眠狂四郎

先日、機会があってGACKT主演の眠狂四郎無頼控という公演に行ってきま
した。

この公演は東京で満員御礼になり、大阪にやってきた話題の公演です。

その後は名古屋、福岡、札幌、広島、仙台とまわり、最後に東京にもどってき
て凱旋公演を行う予定だそうです。

GACKTと時代劇がいまいちピンとこなかったのですが、大変よかったというの
が率直な感想です。

GACKTは思っていた以上に背が高く大柄で、鍛えぬいた体格でした。

その容姿は、妖艶な美しさと神秘的なオーラが重なり、存在自体が特別な感
じをかもし出していました。

脇をかためる共演者達も田中健、堤大二郎、有森也実などアラフォー世代にと
っては青春時代を共に過ごしたような感じの豪華キャストでした。

その共演者達がベテランの味を出して、GACKTというアーティストの時代劇を
サポートする、・・・そしてそれが見事にマッチしているところに時代の流れと変
化を感じずにはいられません。

眠狂四郎は外国人とのハーフで、冷酷な残虐性と独特の世界観を持っている
という設定なのでGACKTにイメージがぴったりだと思います。

このGACKTの眠狂四郎が、後世に伝えられる当たり役となっているような気
がします。