スポーツ界の黄金世代

2018年を振り返ってみると、オリンピックやサッカーワールドカップなどのスポーツの話題が多かったような気がします。

なかでも日本人が世界で活躍することが多く、とても喜ばしかったです。

今年メジャーリーグに投打二刀流で挑戦し、世界を驚かせた大谷翔平さん。新人王も獲得し、野球少年に夢を与えました。

男子フィギュアスケートで66年ぶりとなるオリンピック連覇を果たした羽生結弦さん。

平昌オリンピック女子スピードスケートの3種目で金・銀・銅のメダルを獲得した高木美帆さん。

男子バドミントンで日本人初の世界ランキング1位となった桃田賢斗さん。

彼らは全員1994年生まれで、今年24歳を迎える同世代なのです。

その他にも水泳の瀬戸大也さん、荻野公介さん、サッカーの南野拓実さん、中島翔哉さん、レスリングの土性沙羅さん、川井梨紗子さん、バドミントンの奥原希望さん、野球の鈴木誠也さんなど他にも大勢います。

この世代は競技を問わず世界のトップレベルのアスリートたちがひしめいており、まさにスポーツ界の黄金世代です。

2020年の東京オリンピックでの活躍を大いに期待したいです。

感謝される企業へ

2018年11月22日 株式会社サロンドグレーは創立30周年を迎えました。

ここまでこれたのもサロンドグレーの靴を買っていただいているお客様、販売していただいているデパートや専門店の方々、革や底材等を納入していただいている仕入先様、そしてなにより弊社で働いていただいている社員の皆さんのおかげであると思っています。本当にありがとうございました。

私たちは10年ごとに会社の目標を定めてまいりました。最初の10年は「いい工場になろう!」次の10年は「いい会社になろう!」その次の10年は「ブランド企業になろう!」でした。

そしてこれからの10年の会社目標は「感謝される企業になろう!」と決めました。

お客様には「サロンドグレーの靴に出会えてよかった」 仕入先様には「サロンドグレーと取引してよかった」 そして社員さんには「サロンドグレーで働いてよかった」と感謝される企業を目指したいと思っています。

商品企画についてもサポートシューズやメンズシューズ等の充実を図り、幅広いお客様に支持されるようにこれからも努力してまいりたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

早く寝ないと

明日は大事な用事があるので早く寝ないといけないと思いがちです。

しかしながら、まだ眠くもないのにベッドに入って寝ようとしてもなかなか寝つけない。おまけに「早く寝ないと」という焦りからかえって目がさえてしまうという経験はたいていの人にあるのではないでしょうか。

これは睡眠の専門家の間で言われている「睡眠禁止ゾーン」のためです。

1日の中で一番眠くない時間帯を指す言葉で、いつも寝ている時間の2時間前がそれに当たります。

だから「明日のために」といつもより1時間も2時間も早く寝ようとすると寝つけずにイライラして緊張感が高まり、ますます寝られなくなってしまうのです。

いくら翌日に大事なことが控えているからといっても、早く寝ようとしていつもの生活のリズムを崩してしまうのは逆効果の場合も多いようです。

真面目な人ほど十分に準備しないといけないと考え無理をしがちですが、普段のリズムを大切にすることが大事です。

睡眠の専門家は「どのようなときでもベッドに入るのは眠くなってからの方がよい。又、10分20分と眠れない場合には一度起き出して、ゆっくりと時間を過ごし眠気が強まったところでもう一度ベッドに入るようにすればいい」とアドバイスしています。

自分を信じ、いつもと同じように生活するのが自分の力を最大限発揮するコツなのではないでしょうか。

継ぎ目のない靴

1866年に英国で創業した「ジョンロブ」 ビスポーク(あつらえ)靴で有名です。

顧客リストには政財界の重鎮や貴族が名を連ねる老舗ブランドです。

そのジョンロブが今年、一枚革を用いたまったく継ぎ目のない靴を発表し、話題になりました。

継ぎ目のない靴、シームレスシューズの一番の難題は硬く平面である革に手や道具で「反り」をつけながらのばし、丸みのある卵形に成形していくことです。

わずかなシワや傷を付けずに革をのばして形成することは熟練の職人でもかなり難しいと思われます。

革も高度な技術を持つフランスの革なめし工場で特別に作った革だそうです。

シームレスシューズの特徴は美しい見た目もさることながら、驚くほどぴったりとした履き心地だそうで、それはまるで「手袋をはめるような感覚」と言われています。

特別な工程のため、ビスポーク(あつらえ)靴を注文したことのある顧客に限っており、価格は155万円。

顧客からの要望に各工程の職人たちがそれぞれ最高の仕事をするという靴作りの哲学を持つ「ジョンロブ」。

同じ靴作りに携わる者として目標としたい姿勢です。

急増カーシェアリングの理由

1台の自動車を複数で共同利用するカーシェアリングの利用が急増しています。

車両台数も3万台と5年前から3倍に、拠点数も前年比16%増の1万4941ヶ所と増えています。

実は利用者のうち10%以上の人が移動以外で利用しているのです。

用途は仮眠、休憩、電話、避暑、避寒など。

その他はカラオケ、子供の夜泣きの避難にも使われているそうです。

終電を逃し車内で一夜を明かした人もいます。

つまり、快適な空間として利用されています。

貸し出す側も「禁煙やペット連れ禁止などのルールを守ってもらえれば使い方は自由」と容認しています。

事前に会員登録していると利用はとても簡単なので手軽に使っている人が多いのでしょう。

ちょっと暑いので休憩するためにカーシェアリングで涼む、料金は15分200円です。

これを安いとみるか高いとみるかは評価は分かれるところですが、車を「運転する移動手段」から「プライベート空間」と捉える意識が高まっていることは確かです。

 

シアーズ破産

先日、アメリカの小売り大手のシアーズが破産を申請しました。

シアーズはドラッカーが「全米で最も成功した企業の一つ」と称賛するほど米小売り業界の絶対的王者でありました。

原因はIT化という環境変化に適応することができなかったからです。

今、アメリカではアマゾンの台頭により小売業が低迷しています。玩具大手のトイザらスも経営破綻しました。

かつてシアーズは改革を実行するイノベーション企業でした。

20世紀初頭のアメリカは農業が中心で広大な国土に多くの農民が生活していました。買い物をするには都市まで行くか、行商人から高い値段で買うしかなかったのです。

ここに着目したシアーズは農村に対してカタログを用いた通信販売ビジネスを行い、未開拓の需要を取り込みました。

その後、都市部の人口が増加するとその環境変化を受け、通販から小売業へと転換していきました。

扱う商品も自動車や組立式住宅など時代に合わせた商品を次々に開発して販売していました。

まさしくシアーズはアメリカの物流・小売業界の革命児でありました。

その時代にうまく適応してきたシアーズでさえ、アマゾンのもたらした変化の波を越えることはできませんでした。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることができるのは、変化できる者である」とダーウィンは言っています。

時代の変化に激しい現代で生き残ること自身がとても難しいことなのだと痛感致します。

無人店

中国のオフィス街にある中華ファストフード店。この店は昼どきになると周辺で働いている人たちでごった返していました。

しかし、ある時から混雑はなくなりました。そしてそこには店員の姿が見当たらず、無人店になったのです。

お客さんはスマホで料理を注文し支払います。5分ほどするとロッカーの並ぶ場所へ向かい、お客さんが再びスマホを操作するとロッカーの扉が開き、料理が出て来るというしくみです。

効率化でお客さんの滞在時間が短縮され、売り上げは4割もアップしたといいます。

この店は人件費削減と売り上げアップを成し遂げました。

中国では従業員に対して良いサービスを期待しておらず、無人の方が不快な思いをしなくていいと考える人が多いのだそうです。

日本ではまだまだ店員がいる方が安心できると考える人が多いです。

それは、接客サービスへの期待値が高く、かつ従業員の水準も高いので店員のいる小売店を選ぶ要因にもなっています。

しかしこれからの日本は人手不足がますます深刻になってくるので、その問題を打開するために無人店が増えるのではないかと思います。

しゅくだいやる気ペン

脱ゆとり教育が進められる中、宿題など自宅での学習時間も増加傾向にあります。

しかしながら自宅学習は取りかかるまで時間がかかったり、集中力や意欲が続かないといった悩みを親子ともに抱えています。

そこで文具メーカーのコクヨが書くことに楽しさを加えることで、子供が自発的に宿題に取り組めるような工夫ができないかと開発したのが「しゅくだいやる気ペン(仮称)」

「やる気ペン」を鉛筆に装着して書くと、内蔵センサーが筆記量を認識します。その筆記量が「勉強パワー」としてスマホに送られ、スマートフォンアプリ内の「やる木」が成長するという仕組みです。

筆記量に応じてたまる「勉強パワー」を使って仮想の植物を育てるゲーム仕立てになっており、将来的にはたまった「勉強パワー」に応じて文具などのごほうびに交換できるサービスも検討中だそうです。

なんだかドラえもんに出てきそうな道具です。

しずかちゃんやできすぎくんはすごく「勉強パワー」がたまり、のび太はあまりたまらずにドラえもんに泣きついているシーンが想像されます。

はたして、世のお母さんの「宿題やったの?」という悩みが解消されるのか、大いに注目したいです。

主な対象は小学2年生~4年生までで、2019年春の発売予定だそうです。

基礎研究とPL脳

先日、京都大学の本庶教授がノーベル賞を受賞しました。

がんの免疫療法を確立したことを評価されましたが、地道な基礎研究があったからこそ発見に結びついたと思います。

最近のノーベル賞受賞者は同じコメントをしています。「日本は基礎研究への予算が足りない。このままでは10年後20年後には日本からノーベル賞は出なくなってしまう。」

研究には基礎研究と応用研究の2つに大別されます。

基礎研究は特別な応用や用途を考慮せずにまだ解明されていない物事のしくみを追求し理論化することで、応用研究は基礎研究などで解明された知識を応用し、特定の目的のために製品に結びつけるための研究です。

どちらともとても大事なのですが、近年日本では基礎研究への予算が減少しています。

これは日本全体がPL脳に陥っている証拠ではないかと危惧します。

PL脳は会計上の損益計算書(PL)からきている言葉で目先の利益を最大化することに重きを置く考え方です。

「こうした方が稼げる」「コスパがいい」そういった言葉が賞賛される世の中に本庶教授の言葉が心に響きます。

需給バランス

英高級ブランドのバーバリーが売れ残った服や香水など約41億円相当を廃棄すると発表し、世論の激しい批判にあい廃棄処分を中止したニュースは記憶に新しいです。

しかしこれは高級ブランドに限った問題ではありません。

日本のアパレル業界が長年悩み続ける在庫過剰問題です。

バブル期に15兆円あった日本のアパレル市場は2016年に10兆円まで縮小しました。その一方で供給量は40億点とバブル期から倍増しています。

売れる量は年々減っているのに作る量は年々増えていき、需要と供給のバランスがどんどんと広がっているのです。

原因は売り逃しを恐れての過剰発注や企画から生産までのリードタイムの長さ等さまざまです。

服は綿花、羊毛等の農畜産物や石油化学素材で作られます。又、製糸から縫製まで多くの人手が要る労働集約的産業です。

日本だけでも年間約100万トンが廃棄され、その多くは焼却されていきます。

作るプロセスに関わった人々は断腸の思いでしょう。

資源と労働の価値を無駄にしないためにも需給バランスの適正化が望まれます。